SESで給料が上がらない理由３つ【給料の上げ方も紹介】

SESで給料が上がらない理由３つを解説します。

さらに、給料を上げる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね！

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SESで給料が上がらない３つの理由

まずは、給料が上がらない理由を解説していきますね！

理由１：発注元は単価の低いエンジニアを選ぶ

理由２：SESは経営的に、社員の給料を上げにくい

会社は社員に対して、下記を負担する必要があります。

• 給与（残業代、ボーナス含む）
  
• 社会保険料：労災保険、雇用保険、健康保険など（※1）
• 福利厚生費：交通費や住宅手当など
• その他：備品などの経費
  
  ※1：各保険の会社負担率は年齢や地域によって異なる
  

さらに、会社はあなたの給料以外にも、下記費用も必要です。

• 事務員（経理、総務など）の給料
  
• 事務所家賃
• その他（備品などの経費）

昭和の大経営者である松下幸之助さんは、

「給料の3倍稼いで一人前」

という考え。

• おおまかな目安
  • 給料の２倍稼ぐ：収支はトントン
    
  • 給料の３倍稼ぐ：現実的な目標
    
  • 給料の３倍以上稼ぐ：理想的な状態

さて、ここで質問です。

SESは案件ごとに月の単価が決まっています。

給料が30万円の場合、３倍なら月単価90万円。

あくまで私見ですが、SESで月単価90万円以上稼ぐエンジニアは、かなり優秀だと思います。

SESで給料の３倍以上稼ぐのは、とても難しいのが現状ですね。

会社からすると、3倍以上稼いでいない社員の給料アップは、経営的に厳しいのです。

理由３：IT業界の多重下請け構造

IT業界では元請け、二次請け、三次請け、四次請け・・・のように元請けだけでなく、複数の下請け企業のエンジニアでシステムを開発しています。

多重下請けでは、それぞれで中間マージンを取られているため、下請けの階層が深いほど、会社に入る単価は下がります。

三次請け以降の会社は、どうしても単価が低くなるため、社員に払える給料も低くなるのです。

SESで給料を上げる方法２つ

SESで給料を上げる方法は２つです。

１：スキルアップする

２：転職する

方法１：スキルアップする

給料アップの王道です！

スキルアップしていくと、自分も楽しいし、給料アップもしやすくなりますね。

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方法２：転職する

同じ会社で頑張り続けるのも良いですが、現実的には転職で給料アップする方が早いと思います。

私も経験ありますし、周りでも転職で給料アップすることは多いです。

そこで、SESからの転職候補を３つ紹介します！

１：大手SIer

２：自社開発企業

３：ホワイトなSES企業

転職候補１：大手Sler

• 多重下請け構造の「元請け」に当たる会社
  
• 中間マージンを取られることもない
  
• 下請けSESからの転職ならば、給料アップの期待大

転職候補２：自社開発企業

• 自社開発企業のため、客先常駐はない
• 求められるスキルが高い傾向にあるので注意
• 下請けSESからの転職ならば、給料アップの期待大

転職候補３：ホワイトなSES企業

• 多重下請け構造の「二次請け」に当たる会社
• 元請けから開発作業全般をまかされる
• 待遇が良い
  • 給料や福利厚生が良いだけでなく、残業時間も法令遵守

SESからの転職で、１番のおすすめは「ホワイトなSES企業」です！

なぜなら、SESなので仕事内容は転職前と同じですが、給料は大きく変わるからです！

たとえば、私の経験ですと、同じ開発チームの他社メンバーたちは、私より年収が100〜200万くらい高いことがありました。

要するに、SESの場合、同じ仕事でも会社によって給料が大きく変わります！

ぜひ、転職エージェントに相談して確かめてください。

まとめ

最後におさらいです。

• SESの給料が上がらない３つの理由
  • 発注元は単価の低いエンジニアを選ぶ
  • SESは経営的に、社員の給料を上げにくい
  • IT業界の多重下請け構造

給料を上げる方法は２つですね。

• １：スキルアップ
• ２：転職