SESはやめとけ?【結論:会社より「職種」が重要!】

SESはやめとけ

 

 SESはやめとけ言われる理由は?
 エンジニアは「会社」より「職種」の方が重要?

 

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

 

ひこじるし

こんにちは、ひこじるしです。

  • 会社員SE歴20年以上
  • 現在はフリーランス

この記事を読めば、エンジニアは「会社」より「職種」の方が重要だとわかりますよ!

 

 

なぜなら、一生安泰な会社なんて無いこと、それから「会社の違い」より「職種の違い」の方が、給料差が大きいからです。

 

 

給料の高い「職種」で、スキルを高める方が、むしろ安泰なのです!

 

 

記事前半は「SESはやめとけと言われる理由」、後半は「会社より職種選びが重要」を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

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やめとけと言われるSES、そもそもSESとは?

 

SESとは?

System Engineering Service」の略。

IT業界では、準委任契約で労働力を提供することを「SES」と呼ぶ。

 

 

※契約について詳しく知りたい方は、別記事「【準委託(SES)、派遣、請負】エンジニアの契約形態の違いを解説」を参考にどうぞ。

 

 

SESと客先常駐はほぼ同じ意味

SES契約の場合、働く場所は「自社」ではなく、「お客様先」がほとんど。

 

つまり、エンジニアにとってSES契約とは、「客先常駐」で働くことです。

 

 

 

SES(客先常駐)はやめとけと言われる理由5つ

 

理由1:理想のキャリアプランが築きにくい

下記原因で、理想のキャリアが築けないのです。

 

  • 会社の都合で常駐先が決まる
  • 理想的な現場でも、契約期間で終わってしまう
  • 経験の無いスキルの案件は決まりにくい

 

理由2:お客様の環境になじめない

 

  • 飲み会が多い
  • 体育会系なノリ
  • 苦手な人がいる
  • 自分の机がないから、私物が置けない

 

理由3:下請けへのパワハラや無茶なオーダー

IT業界は多重下請け構造のため、下請け側が無茶をオーダーを、引き受ける構図になっています。

 

下請け側は立場上、上位会社に意見しづらいです。

 

そのため、上位会社の方の人間性も、働きやすさに影響します。

 

 

ひこじるし
きつい言葉使いや高圧的な方だと、
精神的にもつらくなります。

 

理由4:常駐先で1人で孤立

私はSE歴20年以上ですが、常駐先でほとんど一人でした。

 

不慣れな現場で、気軽に相談できる人が居ないのは不安になります。

 

自分だけ会社が違うことも、疎外感を感じる原因でしょう。

 

 

理由5:給与アップがむずかしい

下記3つの理由から、SESのエンジニアは給料が上がりにくいのです。

 

  • 理由1:発注元は単価の低いエンジニアを選ぶ
  • 理由2:SESは経営的に、社員の給料を上げにくい
  • 理由3:IT業界は多重下請け構造のため、中抜される

 

給料アップの難しさは、別記事「SESで給料が上がらない3つの理由【給料の上げ方も紹介】」で詳しく説明しているので、一緒にチェックしてみてください。

 

 

やめとけと言われるSESの見分け方

見分けるポイントは4つ。

1:希望のスキルを経験できる

希望スキルを経験できるならば、スキルアップが継続できます。

 

2:上流工程を経験できる

上流工程の経験は、大切です。

 

なぜなら、上流工程の経験有無は、単価に影響するからです。

 

3:40代以降のエンジニアが多数いる

ブラックな会社で、長年働き続けるのはつらいので、どんどん辞めていきます。

 

40代以降で勤続年数が長い方が多くいる会社は、給料や仕事内容の面で満足している方が多いと言えます。

 

 

 

ひこじるし
40代以降の方が多くいると、自分も長く働けるイメージが持てますね。

 

 

4:会社が個人の希望や要望を聞いてくれる

希望の案件や要望を、会社が聞いてくれるのは重量なポイント。

 

なぜなら、モチベーション会社への信頼感につながるからです。

 

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SES会社はやめとけ?会社より職種が重要!

会社より職種が、なぜ重要なのか?

 

 2つの理由
1:会社の違いより、職種の違いの方が、給料差が大きい
2:どんなによい会社でも、一生安泰はない

 

さっそく解説していきます。

 

理由1:会社の違いより、職種の違いの方が給料差が大きい

まずは会社の業種別平均年収を見てください。

 

会社の業種別平均年収

参照:doda「ITエンジニア業種別平均年収」 https://doda.jp/engineer/guide/it/003.html

 

SESは、3位の「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ」に入ります。

1位との差は、年間7万円

2位との差は、年間1万円

 

 

要するに、SESでも給料は大差ないのです。

 

次に、職種別の平均年収を見ていきましょう。

 


 

職種別平均年収

職種別の平均年収
参照:doda「ITエンジニア業種別平均年収」 https://doda.jp/engineer/guide/it/003.html

 

会社の業種別で1位の「ITコンサルティング」の平均年収は458万円

 

その年収でも、職種別の年収に入ると、7位「システム開発/運用」の下です。

 

会社の違いより、「職種」の違いの方が、給料差が大きいのです。

 

 

理由2:どんなによい会社でも一生安泰はない

下記理由などにより、会社はガラッと変わるだけでなく、倒産の可能性も出てきます。

 

  • 業績悪化
  • 経営方針の変更(リストラなど)
  • 買収

 

一生安泰を願うのは、ハイリスクな賭けかもしれません。

 

 

「現代最強のマーケター」と言われる森岡毅さんの言葉を紹介します。

 

会社と結婚するな、職能と結婚せよ

出典:森岡毅「苦しかったときの話をしようか」

 

 

いくら一生添い遂げたくても、会社はこちらの気持ちを無視して変わってしまう・・・

 

しかし、職能(スキル)は一生付き合える生活の糧となるのです。

 

 

 

スキルは生涯の資産!SESでもスキルを伸ばせるならOK!

下表にて、あなたの職種の「平均年収」を確認してください。

 

年代・職種別の平均年収

年代別平均年収
引用:doda「ITエンジニア業種別平均年収」 https://doda.jp/engineer/guide/it/003.html

 

 

どの職種でも、年収が一番高いのは50代以上ですね。

 

しかし、会社の言うことを聞いてるだけで、50代の平均年収になる保証はありません。

 

高いスキルがあるから、高収入が得られるのです。

 

高スキル・高収入を得るために、まず最初にやることは、自分の理想を決めることです。

 

自分の理想を明確に!

 

 

どの職種で、いくら年収がほしいのか?

 

 

まずは理想を具体的に決めましょう。

 

理想にたどり着くかは、会社ではなく、スキルで決まります。

 

他人に「SESはやめとけ」と言われても、スキルが伸ばせるなら、あなたにとってはよい会社。

 

 

会社選びの第一条件は、スキルを伸ばせること!

 

 

ひこじるし
スキルは生涯の資産!

 

 

理想を実現させるため、生涯の資産である「スキル」を得られる会社で働くことが大切です。

 

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まとめ

  • 会社の違いより、職種の違いの方が給料差が大きい
  • 会社と結婚するな、職能と結婚せよ!
  • SESでもスキルを伸ばせればOK!
  • 会社選びの第一条件は、スキルを伸ばせること!

 

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