SEは激務と言われる理由と現状【離職率は高くなかった！】

SE（システムエンジニア）は激務と言われますが、離職率が高い業種ではありません！

離職率は高くないのですが、激務となる理由はあります。

激務の理由、IT業界の離職率、激務を避ける方法を解説しますので、よかったら最後まで読んでくださいね。

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SEが激務になる３つの理由

早速解説します。

理由１：仕様変更でも納期はそのまま

システム開発において、仕様変更はよくあることです。

問題なのは、仕様変更で工数が増えても、納期が変わらないこと。

当然、スケジュールは厳しくなり、残業や休日出勤でカバーするのが現状でしょう。

理由２：顧客の無茶な要求

仕様変更が原因ではなく、最初から無茶なスケジュールのプロジェクトがあります。

受注した会社は売上のため、顧客の無茶な要求を受け入れたのでしょう。

当然ですが、このバターンでもSEの負担は大きくなり、激務の可能性が出てきますね。

理由３：頼りないリーダー

リーダーの仕事ぶりで、SEの働きやすさは大きく変わります。

下記のようなリーダーの場合、仕事は激務になるでしょう。

• 顧客の要求をそのまま受け入れる
• 実作業するSEたちの意見や提案を取り入れない
  

要するに、自分より立場が強い人（顧客）には何も言えず、

自分より立場が弱い人（部下や配下のSEなど）に押し付ける感じでしょう。

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「SEは激務！」はただのイメージ？離職率は高くなかった！

SEは皆が逃げ出すほど、激務なのでしょうか？

離職率から、他業種と比較してみます。

業界別の離職率

厚生労働省が発表した産業別離職率（令和3年上半期）から、離職率ランキングを作りました。

産業別の離職率ランキング（令和３年上半期）

離職率は低かった！

SE（システムエンジニア）は激務と言われますが、SEが入る「情報通信業」は13位。

むしろ離職率は低い方なんですね。

SEは確かに忙しくなることもあります。

ただ、激務が日常的な環境は少ないのだと思います。

そのため、離職率は低い結果になったのかもしれません。

SEが激務を避ける方法

下記に当てはる場合、慢性的に忙しく激務になる可能性があります。

• 多重下請け構造の下位の会社
  
• 残業、休日出勤が当たり前の会社

SEは続けたい、でも激務は嫌・・・

辛い状態から抜け出すには、今の環境から離れるしかありません。

離れる方法は２つ。

１：自社開発、社内SEへ転職

２：フリーランスSEになる

解説していきます。

１：自社開発、社内SE

激務を避けるための方法１つ目は、「自社開発、社内SE」への転職です。

これらはお客様への納品がありません。

各工程でのスケジュールはありますが、お客様からの無茶な要求で、一気に激務になることはありません。

客先常駐が嫌な方にとっても、おすすめの転職先です。

２：フリーランスSE

フリーランスは、客先常駐SEの方におすすめです。

希望の現場に行けないことで成長が止まる、またはストレスになるのであれば、ぜひフリーランスを検討してください。

フリーランスになる目安としては、１つのスキルで３年以上の経験です。

３年以上の経験があれば、フリーランスエージェントで仕事を探せます。

言語別の案件数は調べてありますので、下記を参考にしてください。

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まとめ

• SEが激務になる３つの理由
  
  • 理由１：仕様変更でも納期はそのまま
    
  • 理由２：顧客の無茶な要求
    
  • 理由３：頼りないリーダー
• 情報通信業の離職率は13位。離職率は低い業界だった！
• 激務なSEを避ける方法は２つ
  
  • １：自社開発、社内SEへの転職
    
  • ２：フリーランスSEになる